ファイメクス株式会社(代表取締役:蒲 香苗、所在地:神奈川県藤沢市、以下「当社」)において、当社が入居する湘南ヘルスイノベーションパーク(以下「湘南アイパーク」)内の研究施設で研究用途として保管・管理していた毒物であるメタンスルホニルクロリドについて、2026年6月30日に実施した棚卸作業の結果、帳簿上の残量と実残量との間に約1.27グラムの差異があることが判明いたしました。当該物質については2026年6月24日まで使用記録が確認されておりますが、現時点で当該差異の原因及び当該物質の所在の特定には至っておりません。
当社では、本件判明後、地域住民の皆さまをはじめとする関係者の皆さまに対し、確認できた事実に基づき適切に情報提供を行うため、事実関係の確認、関係機関への報告・相談及び本件に起因する影響の有無の確認を優先して進めてまいりました。
具体的には、直ちに当該物質の使用を停止するとともに、使用記録及び鍵貸出記録の確認、関係者へのヒアリング、監視カメラ映像の確認及び入退室記録の確認、並びに実験室、保管場所及びその周辺の確認等を実施してまいりました。また、2026年7月3日に湘南アイパークの運営会社であるアイパークインスティチュート株式会社に対して本件の第一報を行い、同社と情報共有及び連携を図りながら事実確認を継続いたしました。その後、2026年7月8日に所轄の藤沢警察署に本件の報告・相談を行い、警察による現場確認及び当社の調査状況の確認が実施されましたが、現時点で外部からの侵入や第三者による盗難を裏付ける事実は確認されておりません。さらに、2026年7月9日には藤沢市保健所に対し、本件の経緯、調査状況及び今後の対応方針について報告し、協議を行っておりますが、現時点で外部流出を示す事実は確認されておりません。これらの調査及び関係機関と連携しての対応を継続しておりますが、現時点では差異が発生した原因及び当該物質の所在の特定には至っておりません。
現時点において、周辺住民の皆さまへの健康被害や周辺環境への影響を示す事実は確認されておりません。また、監視カメラ映像及び入退室記録の確認結果から、第三者による盗難を裏付ける事実も確認されておりません。
当社は、地域住民の皆さまへの情報提供を重要と考え、関係機関との協議及び事実確認の状況を踏まえた上で、2026年7月20日に住民説明会を開催いたしました。当該説明会では、本件の経緯、これまでの調査状況、対象物質の性状及び危険性に関する情報、再発防止策並びに今後の対応方針についてご説明するとともに、ご質問及びご意見をお伺いいたしました。
当社は、引き続き関係機関と連携しながら原因究明を進めるとともに、住民説明会においていただいたご意見等も踏まえ、再発防止策として毒物の管理体制の見直しを進めてまいります。具体的には、毒物保管庫の鍵管理体制の強化、毒物の使用及び管理に係る複数名による確認体制の導入、使用記録及び秤量記録の電子化を含む記録管理方法の見直し並びに定期点検の強化を順次実施いたします。また、毒物管理マニュアル及び緊急時対応マニュアルの整備並びに全従業員への教育を実施し、管理体制の一層の強化に努めてまいります。
このたびの毒物の残量不整合により、地域住民の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後、本件に関して新たにお知らせすべき事実が判明した場合には、速やかにお知らせいたします。
【参考情報】
メタンスルホニルクロリドとは、医薬品、農薬その他の機能性化学品の研究開発における化学合成工程等で広く使用される化学物質です。毒物及び劇物取締法に基づく毒物に指定されており、当社では法令に従い研究用途に限定して保管及び使用を行っておりました。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
ファイメクス株式会社
神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
E-mail:info@fimecs.com Tel:0466-96-0261

