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2021.11.09

グローバルヘルス技術振興基金のプロジェクトに採択されました

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ファイメクス株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:冨成 祐介、以下「当社」)はこのたび、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(以下、「GHIT Fund」)マラリアに対する製品開発パートナーとして採択されましたことをお知らせいたします。
今回のプロジェクトでは、タイ国立遺伝子生命工学研究センター (National Center for Genetic Engineering and Biotechnology, BIOTEC)を代表機関とし、抗マラリア薬に対する薬剤耐性の課題に取り組み、新たな作用機序を持つ新規モダリティとしての標的タンパク質分解誘導剤の開発・実証研究を行います。GHIT Fund は本プロジェクトに 2 年間で総額 83,858,773円を投資いたします。当社のプラットフォーム技術である RaPPIDS™を活用し、マラリアという社会課題の解決に貢献いたします。
本プロジェクトの詳細: https://www.ghitfund.org/investment/portfoliodetail/detail/196/jp

【GHIT Fund について】
日本政府(外務省、厚生労働省)、製薬企業などの民間企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカム・トラスト、国連開発計画が参画する、グローバルヘルス分野の製品開発に特化した日本初の国際的な官民パートナーシップです。三大感染症といわれる HIV/AIDS、マラリア、結核や、顧みられない熱帯病(NTDs)などの世界の最貧困層の健康を脅かす感染症と闘うための革新的な治療薬やワクチン、診断薬開発への投資、ならびにそのポートフォリオ・マネジメントを行っています。GHIT Fund は、治療薬、ワクチン、診断薬を開発するために、日本の製薬企業、大学、研究機関などの参画を促進しています。
https://www.ghitfund.org/jp
GHIT Fund のプレスリリース: https://www.ghitfund.org/newsroom/press/detail/328/jp

【ファイメクス社について】
ファイメクス社は、タンパク質分解を作用機序とした新規医薬品の研究開発を進める創薬ベンチャー企業です。独自の E3 リガーゼ結合分子と創薬基盤技術「RaPPIDS™」を基に、これまで”undruggable (創薬困難)”とされてきたがん疾患に関連するタンパク質を標的とする複数の First-in-class 新薬開発プログラムを進めています。当社は、RaPPIDS™を社内プロジェクトだけでなく、国内外の企業、研究機関との共同研究に利用することで、幅広い医薬品ターゲットとアンメットメディカルニーズに対処し、世界中の患者さんと家族にとってのLife-saving medicine を提供して参ります。

【RaPPIDS™について】
RaPPIDS™(Rapid Protein Proteolysis Inducer Discovery System)は迅速にタンパク分解誘導剤を創出するための創薬基盤技術です。当社独自のノウハウと Diversity Oriented Synthesis により、タンパク分解誘導剤の構成要素である標的タンパク結合分子、リンカー、および E3 リガーゼ結合分子の最適な組み合わせを迅速に探索評価することが可能です。

【本件に関するお問い合わせ先】
ファイメクス株式会社
神奈川県藤沢市村岡東二丁目 26 番地の 1
E-mail:info@fimecs.com
Tel:0466-96-0261

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