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2024.05.18

Protein Degradation in Focusにおける当社研究成果の発表について

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ファイメクス株式会社(代表取締役:冨成祐介、所在地:神奈川県藤沢市、以下「当社」) は、当社の自社のプラットフォーム技術であるRaPPIDSTMを基にした標的タンパク質分解誘導剤の研究成果を2024年5月19日から22日まで英国スコットランドのダンディー大学で開催されるProtein Degradation in Focusにおいてポスター発表する事をお知らせします。本会議はダンディー大学のAlessio Ciulli教授が “A Special Symposium to Celebrate the Opening of CeTPD in Dundee”と題し、Centre for Targeted Protein Degradation (CeTPD) 設立を記念して主催する標的タンパク質分解誘導剤 (TPD) にフォーカスした国際会議です。本会議は発表者のみならず聴講者までも主催者による選定が行われており、世界中のアカデミア及び企業から、審査を通過した著名なTPD研究者が一同に会する貴重なシンポジウムとなっています。

発表タイトル: Exploring Suitable E3 Ligases for Targeted Protein Degradation Through Phenotypic-First Approach
発表者: 蒲香苗、横坂慎也、古久保茂、原亮磨、渡邊通子、林智明、立石雄一、大澤瑠美子、青木一晃、小林俊威、冨成祐介
開催日時: 5月20日(月)12:00~14:00(現地時間)

今回の発表では、効率的に多数の標的タンパク質分解誘導剤を合成、評価することを可能とする当社プラットフォーム技術RaPPIDS™を活用し、タンパク質分解活性を指標とする「Phenotypic-First Approach」による新規E3リガーゼを利用した標的タンパク質分解誘導剤の同定スキームついて紹介します。詳細は以下の学会ウェブサイトをご覧下さい。
Centre for Targeted Protein Degradation events | University of Dundee, UK

【ファイメクス株式会社について】
ファイメクスは、タンパク質分解誘導を作用機序とした新規医薬品の研究開発を進める創薬ベンチャー企業です。独自のE3リガーゼ結合分子と創薬基盤技術「RaPPIDSTM」を基に、これまで “undruggable (創薬困難)” とされてきたがん疾患に関連するタンパク質を標的とする複数のFirst-in-class新薬開発プログラムを進めています。当社は、RaPPIDSTMを社内プロジェクトだけでなく、国内外の企業、研究機関との共同研究に利用することで、幅広い医薬品ターゲットとアンメットメディカルニーズに対処し、世界中の患者さんと家族にとっての Life-saving medicine を提供して参ります。詳細はホームページhttps://www.fimecs.com/ をご覧ください。

【RaPPIDSTMについて】
RaPPIDSTM (Rapid Protein Proteolysis Inducer Discovery System) は迅速に標的タンパク質分解誘導剤を創出するための創薬基盤技術です。当社独自のノウハウとDiversity Oriented Synthesis により、標的タンパク質分解誘導剤の構成要素である標的タンパク質結合分子、リンカー、およびE3リガーゼ結合分子の最適な組み合わせを迅速に探索評価することが可能です。

【本件に関するお問い合わせ先】
ファイメクス株式会社
神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
E-mail:info@fimecs.com  Tel:0466-96-0261

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