お知らせ

2025.11.17

Australian Ubiquitin Summit 2025における当社研究成果の発表について

ニュースリリース

ファイメクス株式会社(代表取締役:宇都克裕、所在地:神奈川県藤沢市、以下「当社」)は、当社のCSOである蒲香苗が、招待講演(Invited Speaker)として2025 年11月20日から 11 月 23 日までオーストラリア・ビクトリア州ローンで開催されるAustralian Ubiquitin Summit 2025にて研究成果を発表する事をお知らせします。

本講演のタイトルは「Accelerating TPD Discovery through RaPPIDSTM Platform: Unlocking the E3 Ligase Space (日本語訳:RaPPIDSTMプラットフォームを活用したTPD創薬の加速化:E3リガーゼ空間の新たな開拓)」であり、当社独自のRaPPIDSTMプラットフォームによる新規E3バインダーの創出戦略とその応用可能性について紹介します。

Australian Ubiquitin Summitは、ユビキチンシグナル研究の最新成果を発信する国際学会であり、今年が第1回目の開催となります。ユビキチン生物学、タンパク質制御、疾患生物学、さらには標的タンパク質分解(TPD)を中心とした新規創薬モダリティをテーマに、世界中から著名な研究者や製薬企業のR&Dリーダークラスが参加する注目の会議です。
The Australian Ubiquitin Summit 2025

【ファイメクス社について】
ファイメクスは、タンパク質分解誘導を作用機序とした新規医薬品の研究開発を進める創薬ベンチャー企業です。独自のE3リガーゼ結合分子と創薬基盤技術「RaPPIDSTM」を基に、これまで “undruggable (創薬困難)” とされてきたがん疾患に関連するタンパク質を標的とする複数のFirst-in-class新薬開発プログラムを進めています。当社は、RaPPIDSTMを社内プロジェクトだけでなく、国内外の企業、研究機関との共同研究に利用することで、幅広い医薬品ターゲットとアンメットメディカルニーズに対処し、世界中の患者さんと家族にとっての Life-saving medicine を提供して参ります。詳細はホームページhttps://www.fimecs.com/ をご覧ください。

【RaPPIDS™ について】
RaPPIDSTM (Rapid Protein Proteolysis Inducer Discovery System) は迅速に標的タンパク質分解誘導剤を創出するための創薬基盤技術です。当社独自のノウハウとDiversity Oriented Synthesis により、標的タンパク質分解誘導剤の構成要素である標的タンパク質結合分子、リンカー、およびE3リガーゼ結合分子の最適な組み合わせを迅速に探索評価することが可能です。

【本件に関するお問い合わせ先】
ファイメクス株式会社 
神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
E-mail:info@fimecs.com  Tel:0466-96-0261

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