2025.09.25
8th TPD & Induced Proximity Summitにおける当社研究成果の発表について
ニュースリリース
ファイメクス株式会社(代表取締役:宇都克裕、所在地:神奈川県藤沢市、以下「当社」)は、当社のバイオロジーバイスプレジデントである青木一晃が2025 年10月27日から 10 月 30 日まで米国マサチューセッツ州ボストンで開催される8th TPD & Induced Proximity Summitにて研究成果を口頭発表する事をお知らせします。
発表タイトルは「Unlocking Novel E3 Ligases with an E3-Agnostic Discovery Platform to Expand Degrader Space (日本語訳: E3非依存型創薬プラットフォームによる新規E3リガーゼの活用と標的タンパク分解薬創出領域の拡大)」であり、当社独自のRaPPIDS™プラットフォームによる新規E3バインダーの創出とその活用事例について紹介します。
TPD & Induced Proximity Summitはタンパク分解誘導薬に特化した世界最大規模の国際会議です。毎年ボストンにて開催され、タンパク分解誘導薬に関する最新成果を共有し、研究者や産業界の専門家が交流・議論する場となっています。創薬プラットフォームから非臨床・臨床試験結果、さらには規制・安全性に至るまで幅広い議題が取り上げられています。
https://proteindegradation.com/
【ファイメクス社について】
ファイメクスは、タンパク質分解誘導を作用機序とした新規医薬品の研究開発を進める創薬ベンチャー企業です。独自のE3リガーゼ結合分子と創薬基盤技術「RaPPIDS™」を基に、これまで “undruggable (創薬困難)” とされてきたがん疾患に関連するタンパク質を標的とする複数のFirst-in-class新薬開発プログラムを進めています。当社は、RaPPIDS™を社内プロジェクトだけでなく、国内外の企業、研究機関との共同研究に利用することで、幅広い医薬品ターゲットとアンメットメディカルニーズに対処し、世界中の患者さんと家族にとっての Life-saving medicine を提供して参ります。詳細はホームページhttps://www.fimecs.com/ をご覧ください。
【RaPPIDS™ について】
RaPPIDS™ (Rapid Protein Proteolysis Inducer Discovery System) は迅速に標的タンパク質分解誘導剤を創出するための創薬基盤技術です。当社独自のノウハウとDiversity Oriented Synthesis により、標的タンパク質分解誘導剤の構成要素である標的タンパク質結合分子、リンカー、およびE3リガーゼ結合分子の最適な組み合わせを迅速に探索評価することが可能です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ファイメクス株式会社
神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
E-mail:info@fimecs.com Tel:0466-96-0261